裾野駅徒歩3分の矯正歯科専門医院です。キレイな歯並び・キチンとした噛み合わせのための矯正治療を行います。近隣の沼津市や長泉町からもどうぞ。
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うちの子には矯正治療が必要?

矯正歯科に来院される方は皆さま、何らかの『不正咬合』をお持ちです。
不正咬合は自然に治るということはほとんどありません。そのため改善をご希望の場合、いつかは治療が必要になります。
しかし一口に不正咬合と言っても、患者さまによってその種類、程度はまさに千差万別です。
ですので治療が必要だとしても、治療開始のタイミングや治療の内容は患者さまごとで異なります。
治療開始が、
『早期』
の方もいれば、
『この歯とこの歯が生え替わったら(半年後、1年後、、、)』
の方もいますし、
『中学生になってから(歯の生え替わりが全部完了したら)』
の方もいらっしゃいます。
矯正治療では、
『キレイな歯並び、キチンとした噛み合わせ、スッとした口元』
これがゴールであると考えます。
当院では、患者さまにとって
『今何をすることが必要か』
『いつ何が必要になるか』
を考え、好ましいゴールにつながる治療を行っています。
『早期』の
治療開始が好ましい歯並び・噛み合わせは?

歯や顎の誤った成長パターンを放っておくと、
永久歯が生えてこなかったり
お顔のかたちが変わってしまう
といったことが起こります。
これらが予想される場合、早めの治療が必要です。

レントゲン赤丸(青丸が正しい位置)で示す犬歯の向きが異常です。
このままだと、1つ手前の永久歯の根っこを溶かしてしまったり、自分が生えることができなかったり、ということが起こります。
ヘッドギアという取り外しのできる装置を用いて、前に来てしまった奥歯を再度後ろに戻すことで、犬歯の生えるスペースを確保することを試みました。

奥歯が十分後ろに戻ったことで、犬歯は骨の中で向きを変えてくれました。
その結果1つ手前の歯の根っこへ悪影響を及ぼすこともなく、自らも定位置に生えることが出来ました。

上あごが下あごより前にある状態(上あごによる蓋)になっていません。蓋をされていない下顎は自由気ままにどこまでも(軌道を外れて)成長できてしまいます。いわゆる受け口になってしまいます。
ムーシールドという取り外しのできる装置を用いて上記改善を試みました。

前歯の反対の噛み合わせが改善し、上あごによる『蓋』が完成しました。
今後下あごは『上あごの蓋の中』という正しい軌道で成長してくれるでしょう。

上の前歯としたの前歯の間に隙間がある『開咬』になっています。そしてその隙間には舌が入り込んでいます。
このまま放っておくと、下あごが前方ではなく下方に成長しやすくなり、面長な骨格になることが予想されます。
舌の訓練と、下あごを前方に誘導する装置を用い、改善を図りました。

上下の前歯の間にあった隙間は閉じ、舌も入らないようになりました。
下あごの成長も認められ、出っ歯さんの状態も改善されています。

下の前歯が骨の外に押し出されようとしています。このままだと骨と歯茎はもっと痩せてしまい、元の状態には戻らないかもしれません。
上下の歯列に拡大プレートを用いることで上記改善を試みました。

下の前歯が内側に引っ込み、歯茎の痩せた状態も軽減しています。
『歯の生え替わりを待って』
治療開始になる歯並び・噛み合わせは?

軽度な並びの凸凹や、
出っ歯の噛み合わせ(下あごが後ろに退けているタイプ)
といった歯並び・噛み合わせの方が対象になります。
小学生の期間でもっとも活発に起こる、
『 歯の生え替わり 』
『 あごの成長発育 』
を利用してあごを拡げ凸凹を改善したり、あごの成長を抑えたり促したりすることが、この治療の特徴です。
とはいっても、歯の生え替わりもあごの成長も、小学生の期間で均一に起こるわけではありません。ある時期は活発に、ある時期には緩慢になります。それにより治療に用いる装置の効果も出やすい時期と、出にくい時期が生じます。
そのため、治療開始に最適の時期を見極める必要が出てきます。
歯の生え変わりとあごの成長は連動していますから、
『この歯とこの歯が生え替わったら』
『この歯が生え替わってしまう前に』
といった目安で、開始時期を決定していきます。
この目安の時期が、もうすぐ来る方もいれば、半年後、1年後に来る方もいます。患者さまによって治療の開始時期に差が出ることになるわけです。

上下の前歯の凸凹と、右の前歯の噛み合わせが反対となっています。
プレオルソという取り外しのできるマウスピースタイプの矯正装置を用い上記改善を試みました。

この時点での凹凸はなくなりました。また、右上の前歯もしっかり下の前歯を覆うようになりました。もう少し歯列の拡大は必要ですが、将来の抜歯の可能性はだいぶ低いでしょう。

出っ歯さんであるため、このまま下あごが後ろに退がったままだと、将来上の歯を抜歯して、前歯を後ろに退げることが必要です。
その際の治療期間もかかります。

下あごが前方にしっかり成長してくれました。これにより、上の歯は抜歯をしなくても済みそうです。
この状態でも十分キレイな歯並びですので治療終了することもあり得ますが、仕上げの治療をしたとしても、この状態ならば期間はそれほどかからないでしょう。

子どもの矯正治療にはどんな装置を使うの?
子どもの治療では主に『取り外しの装置』を使います。
取り外し式装置のメリット
・取り外すことができるので、装置自体を衛生的に保ちやすくなります。
・装置を外した状態で歯磨きをすることができ、お口も衛生的に保ちやすくなります。
・痛みがほとんどありません。
・扱いが難しくはないため、使用に慣れるまでの時間もかかりません。
※取り外しが出来ないタイプの装置を使うことももちろんあります。
→詳しくは『当院における子どもの矯正治療の特徴』をご覧ください。

歯列を側方に拡大する装置です。

前に来てしまった6歳臼歯を、元の後方の位置へ戻す装置です。

お口周りの筋肉の力を利用して、下顎を正しい位置に位置付ける装置です。

左の機能的矯正装置をゴム製にしたものです。
『中学生から(歯の生え替わりが全て終わってから)』
治療開始になる歯並び・噛み合わせは?

重なりの程度が大きい凸凹や、
出っ歯の噛み合わせ(上あごが大きく出ている、上あご下あごともに出ているタイプ)
側貌で口元が出ている
といった歯並び・噛み合わせの方が対象になります。
小学生で矯正歯科に来院したのに治療開始は中学生ですから、『子どもの矯正治療はしない』ということになります。
なぜでしょうか?
それは、
これらのタイプの不正咬合に子どもの矯正治療を施したとしても、あまり有効ではなく、患者さまにメリットよりもデメリットの方を多く与えてしまうことが考えられるためです。
治療には適応症があります。一つの治療法が何でもかんでもすべての疾患の治療法になることはありません。
同じお薬でも、対象となる疾患やその程度が違ければ、この方には『薬』であっても別の方には『毒』となることもあります。
子どもの矯正治療でよく行われる治療法である『拡大』も同じです。

※日本歯科矯正専門医学会(JSO)ホームページより一部引用

今後生え替わりもない、あごの成長もない完成した歯並び・噛み合わせです。
今後の変化がないため現状把握がしやすく、現状に対する治療方法として『何を目的にするなら何が必要』の理解が患者さま(や保護者の方)にとってしやすくなります。
また治療方法の選択をご本人がする(できる)というのも、子どもの矯正治療とは異なる点です。

抜歯をして得られる大きなスペースだからこそ改善できる凸凹を、拡大で解決しようとすると、それは安全な拡大にはなりません。
しかし子どもの矯正治療では、将来の抜歯ケースであっても、凸凹を一列にしようと拡大が選択されてしまうことがあります。
それは、
・子どもには歯の生え替わりやあごの成長があるため、それを利用しとにかく早くに始めればどんな症例でも将来永久歯の『抜歯』をしなくて済むという誤った認識があること。可及的早期に治療を始めて恩恵を受ける症例もあれば、そうでない症例もあります。
・将来抜歯が必要と考えられるケースでも、小学生のうちに永久歯を抜歯することは治療法としてほとんどないため、子どもの矯正治療で『拡大』が選択されがちになる。
・将来永久歯の抜歯をして治療をする場合、子どもの矯正治療では何もしないこともあります。お子さまの歯並び・噛み合わせを気にして来院された保護者の方が、その後数年も『何もしない(で抜歯を待つ)』ことを受け入れられないことがあります。
・お子さまの治療方針を決めるのが本人ではなく保護者の方であるという点。保護者の方がお子さまに抜歯をさせたくない気持ちは当然あります。(将来中学生になったご本人が、一列だけど口元が出てしまっている状態を嫌だと思い、今度はご本人の判断で抜歯での治療を選択されるかもしれません。)
などの理由があるからです。

こんな組み合わせもあります。
矯正歯科に来院される患者さまの不正咬合が、お一人につき一つとは限りません。皆様2つ3つの不正咬合を同時に持っています。
例えば、
『出っ歯』で『開咬』、並びは軽度な『凸凹』
『骨の中で永久歯の向き異常』があり、並びは重度の『凸凹』
と言った具合です。
組み合わせによっては、
『早期に開始すべき不正咬合と、後で開始すべき不正咬合が混在している』
場合も当然出てきます。
その場合はやるべきことをしっかり区別し、
早期にアプローチした方が良い部分には早期に治療を開始するものの、それが改善された時点で子どもの治療は終了とし、後で開始すべき不正咬合には中学生以降でアプローチをする、
というように治療を進めていきます。

まずどうすればいいのかな、、、?
『矯正相談』をお勧めしています。

矯正相談でおうちの方から最も多く頂く質問は、
『矯正治療が必要ですか?』です。
何事につけてもそうかもしれませんが、
あることを行うことが必要かどうかの判断には、
『現状把握』が重要です。
初診相談ではまず、お子さまの歯並び・噛み合わせの現状を説明いたします。
治療の『必要性』という言葉はどこに基準を置くかで解釈に差が出る言葉ですが、歯並び・噛み合わせの治療をしなかった場合の推移、治療をした場合の推移・見通しを初診相談での可能な範囲にてご説明します。
ご来院前と比較し現状と今後の把握が深まることで、患者様にとって治療が必要かどうかの判断がしやすくなっていただけるでしょう。
お子さまの歯並びを見て『あれ?大丈夫かな?』とお思いの方は是非一度ご相談ください。お電話あるいはホームページ上のご予約フォームよりご予約を承っております。
お電話:055-993-9350